i-class collection

ばーばと南 + Run&Music

中学生

心構えが毎日リセットされること

ぼくの心構えは、 どんなに磨こうとも毎日ゼロになります。 おかしいものです。 だから毎朝歯磨きをするように 心構えも毎朝磨き直さなければなりません。 が、 それすらも忘れるので 心構えは日々増えていきます。 360°心構えだらけです。 そして何が心構え…

魂を磨くための校則

「人は見た目ではない」 と大人は言うけど 結局見た目で判断されるので校則がある。 校則は拘束だとシャレるつもりはないけれど。 あまりにも厳しすぎやしませんか。 そして大人が私たちにいつも言うように 私たちを見た目で判断しないで欲しい。 とあなたた…

先生、私の事みてないでしょ

先生、私の事みてないでしょ 髪の色がどうとか まゆげがどうとか スカートの長さがどうとか 靴下がどうとかばかり 校則に照らして私の事をみている先生には 何ひとつ校則違反をしない 本当の私の事なんか なーんにもわかってないでしょ すっごいこと考えてい…

スローバラードを聴かせて

南がバラードのいい曲をおとーさんに教えてと言ったら、昨日おとーさんは忙しくしていて、私に指名が及びました。 そうかそうか、どれどれとポップでカッコよくて切ない曲を選んで聞かせてみた。 中2の坊やにわかるかしら。 と思いきや、 一番好きなのがStev…

消費の文化 > 修理の文化

先日、リビングでテスト勉強をしている南の筆箱をみて驚きました。 シャープペンが8本きれいに並んでいるのです。 聞けば、今の中学生は男女問わず、シャープペンを何本も持っていて気分で使い分けているとのこと。 私が「いくらなんでも多すぎない?」と批…

遠足は本屋さんへ

小学校や中学校で遠足や社会科見学に行く際に 候補地として本屋さんを加えてみてはどうだろう。 絵本や本が買える程度のお小遣いを持たせて。 この時ばかりは漫画は禁止。 できれば春夏秋冬に1回ずつ。 最低でも年2回。 先生たちや図書委員はそれまでにこん…

ああ、忘れた。

造花はなぜすぐに造花とバレるのか? 南のひるむような質問だ。 聞こえないふりをするには遅かりし。 死んだふりは本当と思われて救急車を呼ばれても困る。 「えーっと、作り方がヘタだから」 ヘタに答えてしまう私。 「ぶーっ、造花は花に似せようとする欲…

近づくにつれてフツーが薄まるのが人間

うちの犬ってさあ毎日、食べちゃあ寝て、その合間にいろんなモノをカジって オレの人生ってこれでいいのかな? と悩むことはないと思うんだよね。 きっと彼は基本に忠実に生きていて必要のないことを考えないから 日々が満足度100%で幸せなんだと思うわ。 人…

どこの誰でもない、農家のおばあちゃんのひと言

中学生たちが田植え体験に行きました。 ひと通り田植えも終わり、押し車に座ってニコニコしながら休んでいた農家のおばあさんに、引率の先生がお礼を述べたあと、子どもたちにひと言をお願いしました。 生徒たちは本日の感想をおばあさんが述べるかと思いき…

品格スカウター

「貧富の差のない、格差のない社会は、資本主義という競争システムを変えないと無理だよ」 今回のテストで学年一番をとったフジモト君が授業で発言したそうです。 さすが中学2年生。 さすが学年1位。 記憶力だけでなく、普段から物事をよく考えているのでし…

校則違反をなくすには校則をなくすこと

中学校からの通信に校則違反が多く問題だと書いてありました。 このままでは再度生徒会と学校で取り締まりを強化するとも。 問題が起きたことが問題ではなくて 問題に対処していないのが問題だね と南と話しました。 校則違反が多い → 取り締まりを強化する …

グループLINEをはずれた女子

南たちの中学校では「クラスLINE」というものが存在する。 新しいクラスになった時点で、生徒が任意でLINEグループを作っている。 南はなぜそれが必要なのか理由はわからないと言う。 「そういえば南君は最初からいなかったわよね」 と左隣の席の女子から急…

進化論の穴を発見した中学生

昼休みの中学校。 中1のクラスでの論議。 サルが進化したのがヒトと言うのであれば 今現在そのあたりに、進化途中のサルがいても良くない? 給食前の理科の授業で話に出た進化論について、 芯をついた女子の意見がクラスを活気づけます。 ほんとうだ、そん…

チューでもして仲直りしなよ

学級委員同士がもめました。 家のコップの件で。 男子の学級委員はコップは一つでいいと言う。 女子の学級委員は気分に応じてコップを変えたいと言う。 男子の学級委員は浮気性だなと言う。 女子の学級委員はそれとこれとは関係ないじゃんと言う。 男子の学…

それぞれの距離

「女子はわからん。中1のときまでは3人で一緒に学校に行ったりしてたのに、2年になってからは2人が一緒で一人は別。帰りもそうなんだよね」 南が学校から戻るなり玄関で話しを切り出します。 「なにかあったのかしら」 そういう話を聞くと心が少しシュンと…

ママはそれじゃあ満足しないらしいわ

私はペプシコーラやコース料理のスープのように ずっと2番手か3番手なの でもプレーンな食パンがあってこそのカレーパンでしょ そこを目指すの 誰とも比べられない プレーンな食パンを ながーく生き残るために でも、うちのママはそれじゃあ満足しないらし…

自立とは生真面目にならずに「道」を引くこと

学校で自立に向けての話があったそうだ。 南は自立はあり得ないと言う。 自立とは自分だけが立ち上がれるものではない。 一人では生きていけないのだから、自立はあり得ない。 ということらしい。 中2にもなると言葉の意味までも深く考えるようになったのか…

先生、今だよ!!

先生は退職したらやりたいことをやるんだ。 まずはゴールデン・ゲートブリッジに行って写真を撮る。 南が小6のときの参観日。 授業終盤での出来事です。 南のおかーさんが話してくれました。 子どもたち、いっせいに反撃します。 -やりたいことなら今やれ…

校則が正しいと思っている間は何も変わらないって

髪をカットしてきた南が、カット中に思い出した校則の話をしてくれました。 髪型などの身だしなみについて校則を破る人が多いと言う理由から 「気づいたらお互いに注意しあいましょう」 と先生たちから注意を受け、クラスで話し合いがもたれました。 数学の…

ロクでもなくても友だち、っていうのがいいんだよ

友だちもロクにいないくせに。 ロクな友だちもいないくせに。 中2の南のクラスでケンカが勃発し、このような言い合いになりました。 どっちもどっちだけど、 オレは「ロクな友だちもいないくせに」の方が不利な気がする。 とは南の感想。 「どうして?」 「…

きみは誰を喜ばせて生きるのか

「レールから外れてはいけません」という人は あなたにレールから外れられると、その人が困るからです。 レールから外れる人のことを思ってアドバイスをしているのではありません。 レールから中途半端に外れると引き戻されます。 外れる時はがっつり外れま…

みっともない生き方だけはしないでね

あまりにも多くの人間がまちがうと それは まちがいではなくなる 常識と正義がそこに生まれる だから、今ある常識も正義も まちがっているのかもしれない 知らないうちに 自分がその中に紛れていないか、常に気を配らないといけない そして 孤高をおそれては…

朗報!!。テストの成績が悪くて怒られている君へ ~ 私の責任範囲

脳の細胞は860億個。 これらを神経線維がつないでいる。 全ての神経繊維の長さは50万キロ。 地球と月をつないでさらに地球を3周できる長さらしい。 そういわれても全ての単位に経験値が不足しているため、全く察しがつかない。 メリットばかりの商品勧誘のよ…

いーじゃん、言いたかったんだから

「私、人には興味ないけど、人は好きよ。わかる?」 「んー、何言ってんのかぜんぜんわからない」 「わからなくていいのよ」 「だったら言うなよ」 「いーじゃん言いたかったんだから」 南と小学校から一緒で今は同じクラスの女の子と、 たまたま下校時で一…

給食の牛乳パックに口をつけて飲む ~ なぜ、ひと手間を惜しむ

中学校の牛乳がSDG'Sの影響で瓶からパックになったそうだ。 それはそれで問題ないのだけれど 問題大ありなのはその飲み方。 日本の教育はいったいどうなったんだと 大げさではなくそう思うくらいの大問題。 どうも、パックに口をつけて飲むらしい。 そのよう…

君たちの未来は無限に広がっているという嘘

大人は子どもたちへのスピーチで、 君たちの未来は無限に広がってる。 だから努力しなさい。 とよく言うけれど、 それは意見であって事実ではない。 事実は、君たちの未来は無限ではないということ。 生れた瞬間から未来は終息に向かって走りだす。 そして可…

変わることのないヒトの性根

文明が発展しても 多様性が叫ばれても 平均寿命が延びても ヒトの性根は昔からぜんっぜん変わらないんだね。 昔から金と女と領土でもめまくって、なんにも成長してないじゃん って 歴史のテスト勉強をしていて気づいたよ。 パンをかじりながら、南が報告しま…

子どもたちのグローバル化 ~ 日本の文化にプライドを

南が中学校で、 「あなたたちの将来はグローバル化がもっと進むので、英語をしっかりと勉強しておきなさい」 と先生からハッパをかけられたそうだ。 それはそうだけど、そればかりではない。 だけど、教育現場で、グローバル化に向けて英語以外のプログラム…

中高生の校則は生徒につくらせたらどうでしょうか

批判は誰でもできる。 特に女の子はだいたい3歳くらいにもなると、大人も顔負けに的確に批判をするようになる。 それで、じゃあどうしたらいいのか?、を差し出せる人は大人になってからもなかなかいない。 これは日本にとって大問題である。 若い時から自分…

天才と努力家と才能がない人とズボラな人の違い ~ ことばは未熟なツールなゆえに

学年通信の「あなたたちは天才ではないので努力をしなければいけない」 という一文にキレた数人のおとーさんたちが、 「天才ではないとはどういうことか」 とそれぞれが中学校に文句を言いに行ったそうです。 「天才とは?」 ことばの解釈を南たちのクラスで…