i-class collection

ばーばと南 + Run&Music

成長と生活

メダカ の産卵 ~ 黄色の季節がはじまりました。

うちには数百匹のメダカがいます。 南が川から採ってきたメダカと、メダカすくいから救って(南はこのようにいいます)きたメダカが、4年間でドンドン増えてここまでになりました。 メダカを川に放すことは法律で禁じられているために、うちの庭は水槽だらけ…

好き嫌いをなくしたら、好きなものもなくなります

友だちの好き嫌いを 食べ物の好き嫌いを なるべく好き嫌いを なくせと 大人たちは幼稚園や小学校や家庭においても、躍起になって子どもたちに指導します。 ☆ ☆ ☆ 好き嫌いをなくしたら、好きも嫌いもありません。 まっ平らな平面が現れます。 好きなものも無…

「弟はお兄ちゃんとちがって、できがいいんです」といいますが

「弟の方がお兄ちゃんとちがって、できがいいんですよ」 小学生の兄弟を持つお母さんが教えてくれました。 できがいい? 何がだろう? 小学生にして、 「できがいい」も「できが悪い」もないんじゃないかと思います。 その前に お兄ちゃんが生まれてこなけれ…

有刺鉄線はおかーさん

南の6年生の時の会話から。 学校のプールの古くなった有刺鉄線の交換を手伝ったんだけど、なかなかたばねられないよね。 うまいこと、いうことを聞いてくれない。 指にささった人もいるよ。 塀の上で僕たちを守っていたけど、塀からおろしたとたんに攻撃し…

幼稚園に入る子どもをどのように育てたらいいか ~ うちの子は目指すところが違うんです!!

先日、友人の友人の娘さんが(ややこしい)、友人を介して幼稚園に入る子どもの園での過ごし方を聞きたいということで相談にこられました。 お母さんというより、ママという呼び名の方がふさわしい、若くて綺麗でおしゃれなお母さんいや、ママでした。 「方…

食レポをするのなら ~ 明石家さんまの矜持

雨の音を聞きながら、江國香織の「泣く大人」を読みました。 その本の冒頭に「贅沢なかたまり」というエッセイがあります。 レーズンバターがいかにおいしいか、いかに好きかについて書いてあります。 泣く大人 (角川文庫) 作者:江國 香織 KADOKAWA Amazon …

ひまわりの種ほどの感謝と、単3電池ほどの信念

自分が理解したり 同意したり 賛同したり そうであってほしい と願っていることが 「正しい」と思いこみ それ以外は「間違っている」 と判断していないだろうか。 そして何事も「正しい」か「正しくない」かに 分けて物事を考えていないだろうか。 といつも…

みんな暇だったからじゃない?

南を車に乗せると、最近は必ずBruno Marsのアルバム「Doo-Wops&Hoologans」か「24K」をかける。 今日は車に乗り込んですぐに「Straight Up & Down」を選曲した。 その後 「この曲YouTubeではあまり人気がないんだよね。オレはすごくいいと思うんだけど」と…

別に天才でなくてもいいけどね、やることやれれば

学年通信に 「天才は努力をしなくてもいいですが、あなたたちは天才ではないので日々努力を惜しまないように」 と書いてありました。 「あなたたちは天才ではない」 という言葉にキレた保護者が、それぞれに中学校に文句を言いに行ったそうです。 中間テスト…

「子どもの心をもった女性」はいないが、「子どもの心を持った大人」といいたい男性はたくさんいます

君たちはもう大人の一歩手前なのだからといったかと思えば まだ子供だからという。 子どもたちはその言われ方に憤慨しているけれど、世間に都合よく「扱われる」のが中高生。 蝶のさなぎと同じで中途半端な時期は、まあそういうこともありますって。 あなた…

子どもたちへのかかわり方 Part7 ~ 校内に悪役をつくらないためにも古典文学を読む

南のクラスにはちょっとした係を決める際に、いつもきまって手を上げる男子と女子が一人ずついるそうです。 音楽会の指揮者を募ったときにも、さっとその2人が手を上げて生徒間では一件落着となったのですが、先生からクレームがつきました。 「いつもこの2…

ヘディングを真上に飛ぶ人とは、おつきあいできません!!

といわれて、ユキナリはふられたんだよ。 南は最近、帰ってくるなり玄関先で今日あったことを話し出す。 シャワーを浴びて濡れた髪の毛を片手で拭きながら 「言い方がひどくない?」 といいながら、空いた方の大きな手でおにぎりをほうばっている。 ばーばは…

ピアスの穴と手のひらの豆は、たたかう勇気の証

①一流のモデル ②プライドを勘違いしている男たちから、正当にお金を稼ぐ ③一番になれる人を支える人 将来の夢を3つ書きなさいという授業で、学年でも10番以内に入る学力の女の子が書いた夢だ。 先生の評価は、②はあまりすすめしないとのこと。 先生の立場か…

桜と夢と存在意義 ~ 夢よりもこの世に生まれてきたことの意義

60歳を過ぎても複数の会社の代表だったり、役員を任されてる知人がいます。 そして今、新たなプロジェクトに挑戦していて衰えを知りません。 彼は仕事に支障をきたさないよう、日々のランニングと週3日の筋トレを欠かさずにカラダを鍛えていて若々しく、エネ…

子どもたちへのかかわり方 Part6 ~ 学校に個性はあるのかー

個性を尊重する社会になってきたものの、学校側の個性はどうなっているのだろう。 たとえば高校受験。 いまだに偏差値の高い高校が序列のトップに君臨している。 この序列が受験を難関にしているゆえんである。 これを崩すには各高校が個性を出して生徒のア…

少年と青年の違いは ~ どんぐりによる

南が小学校6年生の時です。 担任の先生に 君たちはもうすぐ少年から青年になっていきます。 中学校に行くとその準備をしなければなりません。 少年と青年の違いはななんだと思いますか? と問われたそうです。 南は、 どんぐりを大事にしなくなったらもう青…

是々非々と言うけれど

「是々非々で取り組みます」って政治家は言うけどさ 何が是で、何が非なのか分かっているのかな? 是々非々でやった結果が、もらったお金を記帳すらできない人たちなんでしょ。 きっとわかってないと思うんだよね。 是々非々の意味。 中1男子、南の意見です…

子どもたちへのかかわり方 Part5 ~ 登校拒否、今は「自分を愛すること」に時間を費やしている

2023年10月の文科省の発表によると、小・中学校における不登校児童数は約30万人。 前年度比で22.1%、約5万5,000人の増加で過去最多となった。 多様性を身につけようとしている大人たちが、登校拒否にも寛容になったからなのか、学校よりも家が快適だからな…

自由とは? ~ 枠の大きさに賛成できたとき

南のクラスは中1も終わりかけという中で、男女ともにとても自由が過ぎるらしく、 担任の先生から「自由とは?」という問いを土日で考えてくるように宿題が出たそうです。 帰宅するなり説明もおろそかに 「ばーばはどう思う?」と意見を求められます。 「アナ…

子どもたちへのかかわり方 Part4 ~ これからの教育について ~ きみは何ができるの?と、マークシートの選択方式ではなく文章で問われる

神話は物事を説明するためではなく、「基礎づける」ために存在すると、昔のヨーロッパの誰かが言っていたと記憶している。 教育はまさにそれと同じくする。 過去において義務教育の勉強は、どの教科も高い点数を獲得した子どもが優秀とされた。 人と比較する…

学校からの呼び出し ~ 不良グループとの大立ち回り

廊下の大きなガラスの真ん中から射線状にひびが入っている。 そのガラスの前で説明を聞き終えた南のおとーさんが 「すいませんでした。弁償します」 といって校長先生に頭を下げる。 中1の南が、中2の男子の喉を右手でつかんで持ち上げガラスにカラダを押し…

耳の痛い話 ~ その甘い見積りがわかってない証拠ね

やさしい言葉をかける人だけがあなたを成長させてくれるわけではありません。 耳の痛いことを言ってくる人もそうです。 だから、おかーさんは耳の痛いこともいうのですよ。 ゆうすけ君のおかーさんの言葉だそうです。 それを聞いたゆうすけくんは 「おかーさ…

フナがカワムツを看取る

南が小学校3年生のときのこと。 南が小学校1年生の4月に近くの川からすくってきたカワムツが、水槽の底におなかをつけてじっと動きません。 エサを入れると、その時ばかりは勢いよく水面まであがって来るのですが、ある程度おなかが落ち着くと、また底にへば…

手水

南が3年生の時のこと。 神社で手水を使う際に南が柄杓をもってふざけだしたので、おとーさんから一喝されました。 シュンとなっている南に 「ここはね神様にお礼を言いに行く前に心を整える場所なのよ。だから作法はまあいいとしても境内に入ったらふざけた…

観葉植物も子どもも、ほめると育ちかたがちがいます ~ 私にもね

リビングの天井に届きそうな背の高い観葉植物の一つが枯れてしまいました。 13年の間、家族を癒してくれました。 購入先のお花屋さんに電話で相談すると、女性のオーナーが 「ある程度バッサリ切って新芽が出てきたら大丈夫ですが、出てこないときはあきらめ…

自分のために立ち上がって、だれかのために動く

たくさん泣いたら たくさん後悔したら たくさん休んだら さあ 自分のために立ち上がって だれかのために 動いてみてください そうすることで なんとかなっていくものですって

しめた!!、と思ったら

しめた!!、と思ったら しまった!!、と待ったがかかる 社会はそうなっていることを、学校で学んでいくのです

幼児が道路側を歩くリスク

子どもの命を守るための予防的な行動の一つに 道路側を歩かせないというのがあります。 これは習得するものではありません。 母親になれば母乳が出るように 本能でとるべき行動だと思いますが それができない親が増えています。 車がたくさん通っているのに…

事業失敗の後先 ~ 再度立ち上がるべし

昨年、 タピオカとたこ焼き屋を始めるといって脱サラした人が店をたたんだ。 デイサービスを始めた人が施設をたたんだ。 コンビニを始めた人はオーナーを降りた。 3人とも昨年1月にそれぞれが開業の相談で私のところへこられた。 私は「気の利いたアドバイ…

子どもたちへのかかわり方 Part3 ~ 大きく変わる時代においては、親が子供よりも勉強をしなければならない

世界はAIを活かすための知能化技術の整備にやっきになるかたわらで、大人は無責任にも、0→1を差し出すことのできる人材が必要だと口をそろえる。 声高に叫ぶ者からは何も生まれてこいない理屈を知っている子どもたちからみれば 「そんなもの簡単に言うな」…