ジョギングのスタートにガーミンが選んだのは、私の大好きな、竹内まりやの「Plastic Love」。
ご機嫌に走り初めて数百メートルで小石につまずく。
小石に足を取られ、傷心中の心とともに少し膝も痛くなる。
私の脳は、膝の痛みにかまけてすぐにでも休もうと誘いかける。
そんなことではいかんのだと、
「3分ラン+3分ウォーク」モードに予定を切り替えて、膝の挽回を待つことにする。
ガーミンが音楽の途中で、切り替える時間を電子音で教えてくれる。
脳が機嫌を取り戻して走るモードになったようだ。
そこで調子にのり、「3分+3分=6分×10本」で行こうと、壮大な予定を定めるも、
膝は治ったが、慣れない走り方をしたのが原因なのか、今度は右大腿骨が痛い。
無理はしない方がいいわねと、早々に自分を納得させる。
その決断力は何よりも素早い。
iphoneの画面転回の比ではない。
結果は7本、42分で挫折。
残りの時間はウォーキングに費やされる。
1時間で6㎞を制覇。
制覇と威張る話では全然ない。
大腿骨の痛みはきっと体幹が弱く、全体のバランスがずれた走りからきている、
と勝手に思いこむ。
激しい思い込みの中、カラダの修正をすべく、午後はお客様が来た時以外、何をするにも大きなバランスボールにのって過ごす。
大腿骨には効果がないように思えるも、今週初めからあった腰の痛みはすっかり治ったような気がする。
よって、本日より家庭内においてバランスボールの地位向上に努めることにした。
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今日のランでかかった5曲を紹介。
1.Plastic Love / 竹内まりや ('84)
今や世界で聴かれているシティ・ポップスをけん引する曲。様々な言語が飛び交YouTubeの書き込み。ぶっ飛んだ曲に、おしゃれでファンクなアレンジ。力強いリズムセクション。センチメンタルな歌詞。跳ねるボーカル。パーフェクト。でも、これは竹内まりやを表すものではなく、彼女の中では異曲なタイプです。このようにソリッドな曲は今後出てくることはありません。
2.Heartbreak Anniversary / Gievon ('020)
歌声は繊細でやさしいバリトン。誠実さ故に葛藤する彼の楽曲は、どれもおしゃれで素敵です。イケメン。MVの服のセンスもいい。女優さんもきれい。日本では人気があるのかしら。
3.First Snow in Kokomo / Aretha Franklin ('72)
70年代の名盤「Young, Gifted And Black 」の名曲ぞろいの中に、こっそり入っている地味な曲です。ピアノとArethaの静かな歌のみでKokomonoの友人たちの物語を綴ります。Arethaの意外な一面を見ることができて私は大好きな曲。
4.Distant Lover / Betty Wright ('94)
マイアミ・ソウルをベースに10代から活躍。「Clean Up Woman」は代表曲。IQ160後半の高さで時代とともに変貌を遂げ、キャリアの後半はJoss Stoneをデビューさせたり、Danity Kaneを育てたりと裏方に徹しました。
5.Reach Out / Craig Ruhnke ('81)
カナダ産、AOのRのシンガー・ソングライターです。このジャケットは日本仕様。
本当のジャケットはダサい。絶対に見ない方がいいので紹介はしません。