年始に誰でも知っている一流企業に勤め始めて4年になる孫に会いました。
一流企業だからと言って性格が人格が一流の人が集まっているのではありません。
売上が莫大なので一流と言っているだけです。
そのことがよくわかります。
彼が勤めている環境も高学歴偏重で
出身大学を比べてどうとか、同期との出世争いを心配したりとか
一流なりにそこはそこで大変なようで、
彼なりの悩みをたくさん聞いたものでした。
☆ ☆ ☆
たんぽぽは桜を見てうらやましがりはしません。
カバは猿に憧れません。
ミミズはセミになりたいと思いません。
動植物は自分の力及ばないことに興味を示しません。
桜だっていろんな種類があってそれぞれに個性があります。
いちいちあっちがよかったなどは言いません。
そんなのキリがないからです。
自然は合理的にできています。
人の物を見て羨ましがるのは無駄なエネルギー放出です。
それは人の宝です。あなたの物ではありません。
あなたの宝はあなたの中にあります。
自分の宝を磨くことに専念したほうがいいですね。
自分の宝を輝かせるのは「勤勉性」でしかありませんよ。
みたいなことを彼と話しました。
☆ ☆ ☆
「勤勉性」って日本の唯一の資源だったのですが
諸外国から詰め込みすぎだなんだとうまいこと言われ、
迎合する形でだんだんとなくなってきたのではないでしょうか。
私は日本人が見て見ないふりが上手くなったのは
このせいでもあるのかもしれないと思っています。
1921~1927まで駐日大使を務めたフランスの詩人ポール・クローデルは
日本の敗戦前を目前にしてフランスの友人にこのような言葉を残しています。
「日本は貧しい。しかし、高貴だ。世界でどうしても生き残ってほしい民族を挙げるとしたら、それは日本人だ」
ムダに無策にガソリン代が高い今、
日本人は豊かだ。そして高貴でありたい、と願います。
この獲得の実現が政治であることを求めます。
