南が5年生のときのおかーさんとの会話です。
野球の練習試合を終えてやってきました。
「おかえりなさい。どうだった試合」
「バッティングが思うようにいかなかった」
「まあそういうときもあるわよ」
「そういうときがちょっと長いんだよね」
「あら、何が悪いのかしら」
「フォームをいろいろ言われるからなおさないと」
「それも大事だけど。玄関の靴を並べて帰ってくる方が先だと思うわよ」
「えっ、ならべてなかった?」
「できていないから言ってます。普段の生活に乱れが出てるじゃない。決まったことができていないとか。バッティングフォームをチェックする前にチェックすることがあると思うわよ。それができないといくらバッティングフォームがなおったところですぐにダメになるわ」
「はい、ちゃんとします」
「それでいいわよ。いい子ね。きっと上手になるわよ」
「なんで靴を並べたら野球がうまくなるの?」
「くつを並べたって野球はうまくならないわよ」
「えー、いま言ったじゃん」
「靴を並べなさいって言ったのに対して、ハイって素直に返事をしたその態度があなたを成長させるのよ。
素直って社会に出てから成長するために大事なことの一つで、野球も同じことよ。
並べなさいって言われてあーだこーだいってやらない子もきっといると思うわ。
そんな態度では誰もその子に協力しなくなるの。
素直にハイハイ言ってニコニコしてたらあなたを助ける人は必ず現れるの。
人は人に助けられながら生きていくのだから素直な方が得なのよ」
親子の素敵な会話が聞けたことに幸せを感じます。