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ばーばと南 + Run&Music

レジでの支払いお作法口座

またまたスーパーでのお話。

レジの支払い方に不満があります。

 

 

 

 

「もーーーーーーーーーーー」ってなります。

言っておきますが、私は言葉を知らないわけではないのです。

 

ほんとうに、

「もーーーーーーーーーーー」ってなるんですって。

マジで。

 

 

このイヤな思いはみなさんも一度ならずとも体験済みなはずです。

 

そうです。

それは、レジでの支払い方。

 

いや、それは最初に言ったし。

 

 

 

それほど動揺していると思ってください。

どこかの党が参議院の公約で3番目くらいに持ってこないかな。

 

 

 

☆ ☆ ☆ ☆ ☆

 

 

 

私が並んだ有人のレジでは、レジのおねーさんのバーコード入力が終わると、8番と9番の支払いカウンターを使えることになっています。

 

少し遠い8番には先客のおばさん。

レジ横の9番には今入力が終わったおばーちゃんが移動していきます。

 

 

 

8番9番に共通しているのは、ともに行動が遅いこと。

お肉が割引になる夕方の混雑する時刻だというのに。

 

 

 

特にレジの真横に設置してある9番。

サッカーではストライカーがつける番号にもかかわらず、おばーちゃんは全く要領を得ない。

 

番号に責任がもてないなら次からベンチ外ですよ。

 

レジのおねーさんがたまりかねて「もう少しお待ちください」と私に笑顔でささやく。

もう少しどころではないなと思うも、できた大人の私はもちろん笑顔で応える。

 

 

ひまなのでイライラしないよう、何がダメなのか分析してみる。

 

 

 

☆ ☆ ☆ ☆ ☆

 

 

 

<問題行動1>

 

そのおばーちゃんは、支払額と支払う場所の番号をレジのおねーさんから

レジ横の「9番にどうぞ」と示されてから、やおらバッグの中の財布を探しだす。

探しているバッグの中に財布は見当たらないようだ。

そうこうしているうちに、バッグの中に入れたエコバッグでくるくる巻いた財布をやっと見つけ出す。

 

 

さあ、会計よ。

さっとすませましょうか。

ぱっといきましょう。

The Rolling Stones「Start Me Up」を歌ってあげるわ。

 

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特に急いでいるわけでもないのに、やっとバトンが渡ったリレーの第2走者を私の心はせかす、せかす、せかす。

 

でも、走者は走りださない。

獲物を見つけたチーターのように草陰に潜んだままだ。

 

 

 

<問題行動2>

 

おばーちゃんの次なる行動は、財布の中の大量のカードの山から該当するポイントカードを探すこと。

 

 

これでもないあれでもないと、がぜんポイントカードは見つからない。

そのうちに、おばーちゃんはあきらめて、むやみやたらにカードを取り出しては差し込んで戻されるを幾度となく繰り返す。

 

「黒ひげ危機一髪」じゃないんだから。

 

 

「カードに書いてあるお店の名前をみたらどうなの」と心で毒つく。

そもそも財布にの中のカードが多すぎるでしょ。

 

 

8番はどうかというとそこも何に苦戦しているのかまだまだあきそうにない。

レジのおねーさんと目が合うと笑顔だけを返される。

 

私は「しょうがないですね、大きな心で理解してね」という風に、おねーさんの微笑みを解釈する。

 

 

該当するカードにたどり着くまでに1分強。

 

 

よっしゃ、ポイントはたまったね。

さあ、ぱっと支払い終わらせましょうか。

私の後ろのお客さんも清算が終わり2人が待っているのですよ。

 

 

 

それでもチーターは走り出さない。

動かざること岩のごとし。

おばーちゃんの赤いTシャツの背中には、肩口の左から横へ中学校名とその下に部活名、中央に風林火山と縦に記してある。

 

よくできた冗談か。

 

 

ここからは”信玄ばーば”と呼ぶことにする。

 

 

 

<問題行動3>

 

次は支払いカードだ。

これまたそれを探すのにしばらくかかる。

”信玄ばーば”はやっとみつかったカードを差し込む。

 

8,000円ちょっとの不足が画面に提示される。

首をひねりながら、すぐにお札と端数の小銭を入れている。

 

 

そうそうその調子よ。

よっしゃ、いよいよ私の番ね。

9番にふさわしい支払いスピードで次につなげるわよ。

と意気込む。

 

 

画面に3,000円の不足が出ている。

 

 

なに!!!。

5,000円札しか入れていないのだ。

なぜ全額入れない。

 

 

8番を見るとあちらもちあちらでまだ終わってない。

私は足踏みをして自分の殺気を踏みつぶしたい気持ちになる。

 

 

悪魔を召喚しようと呪文を唱える準備をする。

いやいや、呪っている場合ではない。

そもそもそんな呪文は知らないし。

 

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そうそう、ここは応援だ。

ソフトランディングだ。

 

 

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しかし、”信玄ばーば”はポイントをチャージしようとレジのおねーさんを呼ぶ。

おねーさんは、ここではチャージできない旨を優しく伝え、1,000円札で支払うようにうながしたのが災いした。

 

”信玄ばーば”の財布には1,000円札は2枚しか入っていなかったのだ。

残りの1,000円を小銭で支払おうとしている。

 

 

だ・か・ら・

5,000円札でも10,000円札でもピッと入れてお釣りをもらいましょうか。

それがいいですよ。

ね、ね、お願いだから小銭を数えるのはやめましょう。

もう、お願いって。

 

 

画面に200円足りません!!みたいな表示が出る。

 

 

ほらね、だから言ったじゃん。

これってイジメなの?

テロなの?

 

 

私はほんとうに天を仰いだ。

はじめてみるスーパーの無機質な天井。

手伝いましょうかといいたい気持ちに

Bill Withers「Use Me」がぴったり。

 

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☆ ☆ ☆ ☆ ☆

 

 

 

そこへ”信玄ばーば”の娘さんが「おかーさん探したわよ」と登場する。

 

聞けば、特売の一人1個限定のマヨネーズを買うことが、”信玄ばーば”のミッションだったらしい。

娘さんは素早く300円を投入し、”信玄ばーば”がマヨネーズを手に入れず大量のビールとワインと大量のお菓子を買ってしまった事態を問いただしている。

 

興味深々の私は9番にふさわしい素早さで支払いを済ませて、”信玄ばーば”たちのサッカー台へ急ぐ。

 

 

 

”信玄ばーば”は孫の中体連が終わり、家で開くお疲れさま会用に大人にはお酒と孫にお菓子を買っていたら、マヨネーズのことなどすっかり忘れたようなのだった。

 

赤いTシャツはお孫さんのクラブ活動用の移動着で、”信玄ばーば”は一度着てみたかったようだ。

Tシャツの上に薄手のセーターを着ることを条件に娘さんに許可してもらったのだけど、買い物をしている間に暑くなりセーターを脱いでしまったようで、「そんなの着てスーパーをウロついたらたらおかしいでしょ」とまたまた怒られている。

 

 

次から次に娘さんからダメだしされて、フードプロセッサーに入れられたタマネギのように小さくなった”信玄ばーば”。

 

 

 

レジではいらいらしたけど、家族に向けた”信玄ばーば”の心は優しくてかわいいんだなと少し見直す。

 

 

 

あっ、でもね、あのね、支払いの準備をしてからレジに並びなさいね。

準備なき支払いは、卵がパサパサになったカルボナーラと同様に始末に負えません。

 

 

なんなら、現金とそのお店に必要なカードのみを握ってきなさい。

次回からこれだけは守ってね。

 

 

お孫さん中体連はどうだったのかな。