先月も、たくさんのかたに読んでいただきました。
つたないブログにスターまでつけてもらってます。ありがたい限りです。
つけてくださった方のブログは、おどおどしながらも必ずのぞかせてもらっています。
みなさんの多彩な表現を見るにつけたいへん勉強になります。
ありがとうございます。
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年長の時の南です。
幼稚園で歌を習ってきました。
リビングの隅でミニカーを動かしながら大きな声で歌っています。
♪おーやまに あーめが ふりましたー
あっとから あっとから ふってきてー
さっかなと イルカと みぃてまーしたー
ん?
おかーさんが気づきます。
「南、もう一回歌ってみて。終わるのはやくない?」
♪おーやまに あーめが ふりましたー
あっとから あっとから ふってきてー
ちょろちょろ おがわが できました
いったずら くまのこ かけてきてー
そーっと のぞいて みてましたー
さっかなと イルカかと みてましたー
正しくはこうです。
「なんかちがうようねー。なんだろう」
「ちがわないよ」おかーさんの疑問に南が自信満々に主張します。
すぐに、YouTubeでみんなで確認。
「あってるじゃん」と南。
「ねー、もう一回歌ってみて」と納得のいかないおかーさん。
「さっかなと いるかとみってましたー」
いわれるがままに、熱唱する南。
「”さかながいるかとみてました”を、魚とイルカと見てましたと思っているようじゃない。陸と川がさかさまになって」
「熊と魚とイルカが川をのぞいている様子がいいですね」
私とおかーさんはこっそり確認し合います。
かわいいので、そのままにしておきます。
その後は何かにつけ南に歌わせては、心のやすらぎを得ていました。
先日、中1になった南に「”あめふりくまのこ”を歌ってみせて」とねだると、恥ずかしがって歌ってくれませんでした。
昔のままに歌ってくれることを願っていたのですが、かないませんでした。
だから、一生間違いは正しません。