i-class collection

ばーばと南 + Run&Music

2023-08-01から1ヶ月間の記事一覧

日本のことをもっとしらなきゃ

私は知らない事が多い。 日本の歴史や文化、伝統についてすら聞きかじりばかりだ。 「禅」や「古事記」については外国から来たお友だちのほうが詳しい。 話を聞いていると、そんなことまでとドキッとさせられることが多い。 彼らというと、日本人ならば知っ…

質問その2 命ってなに?

学校で命の授業を受けてきた南(5年生の時)の質問。 「ばーば、命ってなーんでしょ?」 「あなたはどう思うの?」 「死へのカウント・アップ装置だと思う」 「カウント・アップ?」 学校で習ったという割には先生の話をちゃんと聞いてなかったようだと勘繰…

人と比べない向上心

「ばーば、監督がね、いち日、いち日を大切にして向上心をもつようにって練習の最後に話してくれたんだけど、オレには全然ないなー」 週末、野球の練習から帰ってきた中1の南が驚くことを言い出しました。 「え?、毎日野球の練習を自主的にしてるじゃない、…

おとなは知らないふりをする

少子化ってさあ、ずーっと昔から人口データを見ておけばわかる話じゃん。 何で今になってわーわー騒ぐかな。 こうなるってわかっているのになんの準備もしてなかったってことでしょ。 山の木を無理やり切るから雨で土砂崩れが起きるし。 先生たちを働かせす…

生死をかけた判断 ~ 生きて帰ることが優先

大雨で川が瞬く間に氾濫した。 一人の若い村の消防団員が、激しく流れてくる川の水にひざ下まで浸かりながら、山のふもとに住む高齢者が住む家へ急いでいた。 その様子を動けなくなった車のドライブレコーダーがとらえていた。 あふれる泥水は彼の行く手を拒…

動物園で働くおじさんから学ぶこと ~ 仕事ってそのうちに迎えに来るものらしい

南が小学校6年生の夏休みの時の会話。 「動物園に勤めているおじさんがいるじゃん。そのおじさんに檻のカギをかけ忘れるってことある?って聞いたら『何回かあるよ』って笑顔で答えるんだよ。やばくない?」 学校から帰宅して彼にとってのおやつである、”卵…

最後の晩餐は、ばーばのおにぎりで

南が小学校2年生の時の夕飯時のお話。 夕食をほぼみんなが食べ終えようとしているころ、南のおとーさんが「最後の晩餐は何が食べたいか」という話題をみんなに振りました。 大人たちは、やれ寿司だ、うなぎだ、焼肉だなど、ここぞとばかりに高級な外食を並べ…

Run & Music ~ Feeling Like We're Strangers Again / Wilson Bros. ~ 日本はチョコレートのおいしい国です

毎朝、豆から挽いて淹れるコーヒーの味が安定しない。 同じように淹れているつもりなのに。 TVでタレントが食リポの際によく言う「めちゃくちゃおいしい」時と 酸味が強くて「めちゃくちゃまずい」ときがある。 ミサイルが飛んでくる今朝見た夢のせいなのか…

足の裏の行動経済学 ~ スリッパは重ねないで

旅館や病院に置いてあるスリッパが、片方のスリッパに差し込んで重ねておいてあることがあります。 これについては、ぜひともなんとしてでもやめてもらいたい。 衛生上よろしくない。 絵的にもきれいではない。 履くのをためらいます。 病院内を歩き回ったス…

子育ての基本は親が正気でいて、子どもの邪魔をしないこと

南が5年生のときのお話。 塾と、ピアノと、陸上と、サッカーと、英会話を習っている南の友だちが、学校で吐き、塾でも吐き、サッカーの練習中に吐いて異常を訴えた。 全てにおいて人に負けてはならないことを親に課せられ、「将来はリーダーになりなさい」と…

そっちの水は?

中学1年生の南たちのクラスには不登校の女子が1人います。 授業にはZOOMで参加しているそうです。 ある授業の終了後、一人の男の子が 「そっちは楽しいかい?」とたずねました。 「まあまあ、かな?」と笑顔で返事が返ってきます。 クラス全体が「おーっ」…