i-class collection

ばーばと南 + Run&Music

音楽

荒井由実 MISSLIM(1974) アルバム・レビュー

#2.MISSLIM('74) 「MISS SLIM」という言葉が浮かんだ感性の豊かさ。 「MISS SLIM」を”ミスリム”とコピーに変える感覚の鋭さ。 イヴサン・ローランをまとい、ピアノの前で白黒のジャケットに納まるタイニーな姿。 荒井由実は10代にして何がカッコいいの…

THE ROLLING STONESがニューアルバム「Hackney Diamopnds」を10月にリリース ~ ニューシングルは「Angry」

家の前の道路の真ん中を這っていたアゲハの幼虫を小枝に乗せて、庭のアジサイの葉に移しながら「寒くなる前に早く蝶になるのよ」と声をかけていると、家の中から南が叫ぶ声がします。 「ばーば、Rolling Stonesのアルバムが10月に出るんだって。知ってた?」…

荒井由実 ひこうき雲(1973) アルバム・レビュー 

#1.ひこうき雲('73) 井上陽水、吉田拓郎、かぐや姫……。先行するも少しばて気味のフォークの大御所たちを、70年代に入り第4コーナーの前が開くと同時に、キャラメル・ママにのった荒井由実が最後尾から大外をまくって独走し、音楽におけるゼロ→1を示し…

海の中はもう春 ~ Otis Rushを聴きながら、生ワカメを茹でよう

知り合いの魚やさんに生ワカメを頂いた。 海の中はもう春だ。 日持ちしないのでさっそく調理をしようとしたが、南は生ワカメをみたことがあるのだろうかと思いつつ帰りを待つ。 数時間後、元気に帰宅した南がシャワーから出てくるのを今か今かと待つ。 いつ…

小学生とボブ・マーリー ~ ドレッドヘアの戦士

南が小学5年生のときのお話。 学校から帰ってきてキッチンに入ってくるなり、私が見ていたボブ・マーリ―のライブを目にして「なんでこんなに変な髪形なの?」って驚いた顔で聞いてきました。 www.youtube.com こればかりは返答にちょっと困って、 「この人…

ジャズを理解するために、外に持ち出す~ランニング時のKeith Jarrett「THE KÖLN CONCERT」は結構いけます

走っている時はガーミンに入れている音楽をランダム選曲に設定しているので、エリック・クラプトンが聞きたいなと思っても、どうかすると1週間以上もかからないことがあるのです。 かといって2日に1回はかかったりする曲もあって、ガーミンに私の願望は一…

ROBERT JOHNSONがわからない

ギターを弾くロバート・ジョンソンを真上から描いてあるCDのジャケットがかっこいいんです。 Amazonで値段も1,530円とお得。 ローリング・ストーン誌が選ぶオールタイムベストアルバム500のなんと27位にランクされています。 それぐらい多くの人の評価を得て…

Hall&Oats「Abundoned Luncheonette」

Daryl Hall & John Oatsがブレイクする前の1973年にアトランティックからリリース。 いいアルバムなのですが、あまりメジャーではありません。 彼らのアルバムの最高傑作だと疑いません。 時々ガーミンに入れて通しで聴きながら走ります。 40分ほどですので…

SONNY BOY WILLIAMSON Ⅱ

この人は知れば知るほどびっくりさせられることばかりで、その存在も音楽も人をあきさせません。 まず一つめはその芸名。なんとなんと、年下の 「サニー・ボーイ・ウィリアムスン(本名 ジョンリー・ウィリアムスン)」 の名前をまんまパクッてるらしいです…