i-class collection

ばーばと南 + Run&Music

「死ね」と言ってはいけない本当の理由

「どうして死ねって言ったらいけないの?

学校で人に「死ね」なんて言ってはいけませんって先生に怒られた。

おれじゃないけどね言ったのは」

 

南が小学校3年生の時にこう質問されました。

小学生はなにかといったら友達に「死ね」って言い放ちます。

 

 

☆☆☆

 

 

大人になったら一生に一度は、本当に「コイツ死んだらいいのに!!」って思う時が来るからそう簡単に使っちゃいけないの。

今は言葉を知らないから安易に使っているだけでしょ。

本当にそう思っていないことを口走ってはダメよ。

 

 

大きくなると、あなたの周りが全部敵だっていう状況つくるヤツがでてくるの。

あなたを蹴落とそうとして。

なにもわかってないくせに。

というか、なにもわかろうとしてないくせに。

というか、なにもわからないくせに。

 

そんなのときに「死ね」って思うことでしか自分を維持できないときがあるのよ。

そう思うことで、それをエネルギーに変えてその場を切り抜けるの。

その時までとっておいてね。

 

 

☆ ☆ ☆

 

 

小学生に過激なことを教えないようにと、

わが子(南のおとーさん)からしこたま怒られました。

 

 

内緒の話っていったのに、南はすぐに暴露したようです。

 

 

だって、本当に絶対にそうなんだもの。

 

 

 

「英語と一緒でそういう教育は早い方がいいかなーと思って」

と言い訳をして、キッチンに逃げこむと、走り去ろうとするゴキブリをみつけたのです。

 

 

ゴキブリがなによりも嫌いな私は、素早く強力ジェット噴射を手に取り、

全力で「死ねー!!!!!!」と思いながら致死量の何倍もの薬をかけて敵をやっつける。

 

そうか、「死ね」っていう言葉はゴキブリだけに使うのよ

と教えればよかったんだ。

 

 

もう少し早くでてきてくれれば……。