右左折をしようとしている車を待たせて横断歩道を渡る健康な人へ。
ちょっとだけ急いでもらえると、後ろがスムーズに流れますので。
スマホを見ながらゆっくり横断するのもやめてもらいたいと思います。
あなたも青だけど車側の信号も青なのです。
こんな話をよく耳にします。
いろいろと待てない人が多いものですから
私たちは待てない人に気を使いながら生活する必要があるようです。
エレベータに右か左かを空けて乗ること。
わたしは一つだけだから、先にいいでしょと自分都合でレジに並ぶおばちゃん。
ビデオを1.3倍で見る孫。
口いっぱいにほおばりながら学校の出来事を話す孫。
野球肘が完治しないまま小学生に投げさせる親。
レジで現金を1円単位まで出して支払っている人の後ろで、カードを持ってイラつく人。
TVやビデオの立ち上がりが遅いことに腹を立てる父。
部下の仕事を自分でやってしまう中間管理職。
〇〇さんの旦那さんは昇進したってよと暗にせかしながら報告する奥さん。
パスタを早くお湯から上げすぎて少し固めのままお皿に盛る私。
三途の川が数人待ちだからってイライラして戻ってきた友達のおじいちゃん。
待てない人たちは時間に引っ張れます。
そこちょっと急いだからってなにも影響がないことなのに焦ります。
いや、パスタがおいしくないので悪影響しかないかな。
きっと自分や相手の時間を信頼していないのでしょう。
セミやカブトムシの羽化を待てなくて手を出してしまうと確実に死んでしまいます。
経るべき時間を削ると死に至るのです。
三途の川で待たされたおじいちゃん以外は。
待てない人は正しさや優しさが何であるかをわかった上で、
自己都合をむき出しにしてきます。
タチが悪いのです。
おじいちゃんはそれでもきっと、あの世から面倒くさがられて
「帰ってるけどひとりぐらいまーいーか」とあきらめられたんだと思います。
せっかちも命を救います。
時と場合によるけど。
いや、いや人によるのか。