今の時代、子どもを「人生の勝ち馬」に乗せるにはどうすればいいでしょうか?
そのためには小学校時代から何を勉強させたらいいと思いますか?
と聞いてきた人がいた。
それって「子どもが幸せになる方法」を聞かれているのかな?
それを知ってどうするのだろう?
その馬に乗ったとして、果たして乗りこなせるのだろうか?
様々なよからぬ思いが、脳内のシナプスを素早く駆け巡る。
そもそも、何をもって勝ち馬というかがわからないけれど、と前置きをして、
人類の歴史上そんなものはなかったし、これから先もないと思う。
と答えると、私ならそのくらい知ってると思ったのにと失望される。
さて?
私なら?
ワタシナラ?
思ったのに?
そのくらい?
ソノクライ?
ブリキの箱の中に入れられて、ガチャガチャと回されている感覚。
「そのくらい」がわからずに質問をしたのはあなたなのよ。
不条理と不合理が一変に目の前に、妖怪「ぬりかべ」のように立ちはだかる。
尊重されているのか、バカにされたのかどちらなのだろう。
まあ、どちらでもいいけれど。
その物言いは雑過ぎない?、と憤る。
きっと、絶対に寝る間際に思い出して「なんなのよ」と思うんだろうな。
勝ち馬はわからんが、これだけは自信がある。
寝る前の幸せな過ごし方を考えなければいけません。
そんな無礼な人には、ここから先は企業秘密なので教えない。
とりあえず、
人生は
コツ コツ
コツ コツ
コツ コツ
コツ コツ
コツ コツ
コツ コツ
コツ コツ
コツ コツ
コツ コツ
コツ コツ
コツ コツ
コツ コツ
やりなさい!!、って。
そして、子どもが大人になった時に、ちょっとうまくいったからって、オレの人生は勝ち馬に乗ったぜ、と思ってしまうようなおかしな育てかたをしないこと。
人生はそう思った瞬間に、勝ち馬から落ちるようにできているのです。