やさしい言葉をかける人だけがあなたを成長させてくれるわけではありません。
耳の痛いことを言ってくる人もそうです。
だから、おかーさんは耳の痛いこともいうのですよ。
ゆうすけ君のおかーさんの言葉だそうです。
それを聞いたゆうすけくんは
「おかーさんの話は9割が耳の痛いことだから、中2になったらもう少しオレのことを尊重してもいいんじゃない」と言うと
「それはあなたの行動次第でしょう」
と却下されたそうです。
「あなたは何割くらいが耳の痛い話なの?」とおかーさんが南にたずねます。
私は興味津々で南の答えを待っていました。
すると、南は「オレは半々かな」とニコニコして首をかしげながら答えると
「その甘い見積りがわかってない証拠ね」
とおかーさんからダメだしをされていました。
「えーっ」と、天井を仰ぐ南。
☆ ☆ ☆
世の中かから、ちやほやされていい気にならないように
世の中に迷惑をかけないように
ともだちをなくさないように
でも、少しはちやほやされるように
親は注意をします。
でも、いわれたことすべてを聴く必要はありません。
ほんの一部でも聴くことができければ十分です。
ですが、1年後もそれでは困ります。
1年間生きた分、聴く力をつけてください。
もしかしたら、その時には反発していたことが
納得できることへとかわっているかもしれません。
それが成長したということです。
そして自分たちを支えてくれる人たちのことに気づいて
感謝ができるようになると、耳の痛さも減ることでしょうね。