i-class collection

ばーばと南 + Run&Music

RUN & MUSIC / 「Can’t Stop」 Red Hot Chili Peppers ('020) ~ 竹に雀

おだやかな春の小雨の中、桜の花のトンネルが終わった遊歩道を走る。

ふと顔を向けた竹林の中で数羽の雀が雨宿り中。

「竹に雀」って本当にあるんだ、とたいそう感心しながらそーっと足を止める。

暗さに目が慣れると数羽ではない、たくさんの雀が雨を避けている。

竹と雀にマッチングアプリはいらない。

 

そうそう、今は雀にかまっている場合ではないと思いなおし走り出す。

戻ったらみんなのおやつに、揚げ昆布を作る予定なのだ。

4Kmを30分弱でバテながらも、姿勢はしっかりと前を向き何事もなかったかのように、凛とした風味で走る。

 

 

本日のガーミンのかけ曲紹介は3曲。

 

 

☆ ☆ ☆

 

 

1.I gotta Feeling / The Black Eyed Peas ('09)

世界で売れまくり14週連続でビルボードのトップを飾った、彼らの歴史的なパーティーナンバーです。アメリカにいる友人が「街中でこれしか流れていません。今の若者はこういうのがいいようです」と紹介してくれた曲。竹林の雀を見ながらこの曲を聴いていました。これってどうなのガーミン。

 

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2.そして、僕は途方に暮れる / 大沢誉志幸 ('84)

1曲目に紹介した「I gotta Feeling」にリズムが似ていて、ジョギングのつなぎとしては秀逸。 銀色夏生の作詞。「見慣れない服を着た 君が今出てい行った」からはじまる歌詞は、彼女の気持ちはすでに彼から離れていたことを表している。もう彼に買ってもらった服はとっくに捨てちゃったんでしょうね。サビは「もうすぐ 雨のハイウェイ」とかっこいいんだけど、正反対に彼は途方に暮れる。未来へとっとと走り出した女性のたくましさと、引きずりまくる男性の曲です。銀色夏生は強い。

 

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3.Red Hot Chili Peppers / Can’t Stop('020)

レッチリのライブオープニング曲。いいですよねこのリフ。ベースのFleaは、これだよこれって感じでとてもうれしそうに跳ねまくります。ステージ上ではパンキッシュな彼ですが、いったん降りるとインテリでもありいいヤツなんですよ。彼の好きなベーシストはCharles MingusでJAZZにも長けているとても腕のいいベーシストです。色モノとして見ないでください。ただ、このMVはダサい。どうにもいただけない。ホントに何とかしてほしい。2020年のセンスではないでしょう。やり直しです。

 

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