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ばーばと南 + Run&Music

鍛えるべきは食事のマナー

えーと、冒頭から否定的ですいません。

 

 

1.くちゃくちゃと音を立てて食べる人が苦手です。

2.口の中に食べものを入れたまましゃべる人も苦手です。

3.外食時に周囲をきにせず話の内容が丸聞こえな、大声でしゃべるひとも苦手です。

 

 

食事のマナーがなっていない人に出会うと、スーツ姿に靴が汚れている人を見かけた時と同様に、今まで何を勉強してきたのかしらって思います。

 

 

私は子供のころから教えるべきは、いや鍛えるべきは食事のマナーだと思います。

孫たちも食事の時の姿勢やマナーができていないので、その時は厳しくしつけます。

女の子は食事の時の姿勢や所作がきれいで、かつガツガツ食べれるとモテルわよーと言いながら。

 

 

中でも南は箸の使いかたがひどく、横から差し入れてテコのようにして、豪快に口に放り込みます。

 

気づいたその都度に注意しても直りません。

すると、子供たちからばーばは厳しすぎると文句を言われます。

「食事の時に言わなくてもいーじゃん」と逆に怒られたりもします。

 

 

いやいやいやいや、食事の時に怒らなくていつ言うのでしょうか。

 

 

川でザリガニの尾っぽに網を差し入れ、孫もザリガニも空気も太陽も緑も風も緊張の真っ只中で、時間も心臓も株価すらも止まっているような時に、そういえば食事の時のことだけどこの間ヒジついて食べてたよねーって切り出すのでしょうか。

 

 

そんなことをやっていたらザリガニを取り逃がします。

セミだって同様です。

 

 

学校帰りを玄関で待ち構え、昨日の食事の態度なんだけどね、と話をはじめるのでしょうか?。

「まずはお帰りでしょって」きっとたしなめられてしまいます。

 

 

私はザリガニごときで孫に嫌われたくないし、ばーばは空気も読めないのかってばかな老人みたいに言われたくはないのでそんなことはできません。

 

だから食事の時に言うのです。

 

 

伊東亜沙氏の「体はゆく」でもリアルのタイムのコーチングの重要性をうたっていました。

 

体はゆくできるを科学する〈テクノロジー×身体〉[伊藤亜紗]

 

技術獲得支援には「計測」と「コーチング」と書いてあります。

その選手がどんな動き方をしているのかを客観的に把握すること。

(南がどんな食べ方をしているのかは客観的に把握できている)

 

そしてさらに、

その動きをもっとよくするには、どうしたらいいのかというと、選手がその動きをしている、まさにその渦中で、「もっとこうしたほうがいい」「ここはよくない」とアドバイスをすることで学習効果が高まる、とある。

 

 

ほーら、ね。

ばーばの指摘は科学的視点に基づいているのだからして、納得してもらうしかないようですね。