早いところでは桜が咲き始めた。
もうすぐ黄色い季節が始まる。
公園には小学生や中学生が遠足にきていたり、バード・ウォッチングに一生懸命な人、ひなたぼっこをしている人、ベンチで何やら仕事をしている人、いろんなシーンがみられるようになった。
何より一番素敵だったのは、恋人つなぎで手をつないで散歩をしている年配の夫婦。
超ステキ。
つい振り返りましたもん。
どんな会話をしているのだろう?。
後からそっとついていきたい。
そんな暖かい日差しの中で音楽に聞きほれて走っていると、気がつけば背中が丸まっている。
取組中の腸腰筋とハムストリングスに意識を戻すと、自然と背筋も腰もシャンとなる。
私の場合は、前に行くことよりも、後ろへの蹴りを意識する感じ。
これだけで、不思議と疲労の度合いが全く違う。
どうしたことなのだろう。
意識しないで走れるフォームを早く手に入れたいなと思う。
「3分ラン、3分ウォーク」を1セット。
これを10本で1時間のトレーニング。
本日はバラードが多くかかった。
ガーミンがかけたそのうちの5曲。
☆☆☆☆☆
1.Daisy Jane / America ('75)
静かで美しく、あたたかな日のジョギングのスタートにふさわしい曲。歌詞は彼女に対して混乱している男の子の独白で、いいたいことがよくわからないけど演奏が素敵。
そして、Jam&Lewisが手掛けたJanetのこの曲。酷似しているために訴訟騒ぎになります。最初からそのまんまですもの、そりゃそうなるでしょ。
2.Desperado / Eagles ('73)
私が大好きな曲です。山下達郎風に言うと「死ぬほど好きな一曲」。
「ならず者」と訳したセンスも秀逸。Don Henryの歌詞とかすれた歌声が最高です。
沢山の人がカバーしています。カバーが上手なCarpenters、消化の仕方がさすがです。
3.Who Can I Run To / The Jones Girls ('79)
何度聞いても歌い始めのタイミングがよくわからない。全米R&Bチャートで1位をとったメロウなバラードです。3人姉妹のコーラスが美しいフィリー・ソウル。アレンジと演奏が秀逸。ベースのリズムが心地よく時々思い出したように聞きたくなります。Xscapeがカバーしています。渡辺直美ではありません。
4.Anticipation / The Bar-Kays ('82)
’66年の結成以来、有名どころの楽曲を平気でパクることになりふりかまわない、厚顔無恥なファンクバンドとして名高い彼ら。ただ、バンドとしての技術はすごく高い。中国製のロレックスの時計をお土産にもらった時に、その完成度の高さに感心してまじめにこの技術をモノづくりに活かせばいいのに、と思ったことを思い出します。元ネタを知らなければ曲は珠玉のできです。Shirley Brownがカバーしています。
5.I'll Never Love Again / Lady Gaga ('018)
主演映画『アリー/ スター誕生』のクライマックスで、さあ思い切り泣きなさいと圧巻の歌唱力で背中をおしまくる曲。彼女の演技力と、こんなベタな曲を歌うようになったことにびっくりです。守備範囲の広さがイチロー並み。