皮のカバンのお手入れをしました。
それは、棚の奥の方に大事にしまっていた、いや無慈悲に放置していたトートバッグ。
私の手のようにカサカサです。
だからといってハンドクリームではないような気がするし、オリーブオイルでもない。
どうしたものかと悩んでいると、数日前に南が「ミズノのストロングオイル」でグローブのメンテナンスをしていたことを思い出しました。
蓋には野球グラブ専用と書いてあるけど、大丈夫でしょ。
皮は皮だし。
だめなのかな。
信頼のミズノだし、グローブというデリケートなモノに使用するものだから大丈夫と自分を大いに励まして、多めに塗り込みました。
これがコーヒーの豆を手で挽くのと同様に、結構な重労働で汗ばんできます。
1度では復活しそうにないので3日ぐらい塗り続けて様子をみます。
南には新品を買って返しておきました。
今週は昼間の気温が少し暖かくなりました。
5kmを40分かけて走る。
ランニング時にかかった音楽を5曲ピックアップ。
1.A La Verticale [ David Sanborn ] ('015)
盟友Marcus Millerとのコラボが復活したアルバム 「Time And The River」の1曲目。
アフリカンなリズムは、一瞬ナベサダかと思いました。
1975年から1999年に発表した、17枚のアルバムからピックアップした曲が46曲、3枚のCDに収められているものも出ています。
2.So You Wanna Be My Lover [ Will Downing ] ('88)
彼の「Chocorate Drops」というアルバムのことを思い出して、途中でチョコレートが食べたくなるいやしい私。ファースト・アルバムのラストに入っていました。冒頭のサックスは誰だろう、気になります。走り出してカラダが温まってないときの2曲目にはフィットしませんが、バリトンボイスにつられて最後まで聴いてしまいました。
3.Don't Say Goodnight [ First Love ] ('80)
Will Downingで少しダレ気味だったところに、タイミングよくガラージ・ミュージックをガーミンが選曲してくれました。韓国のダンス・アイドルグループかと思うような曲の出だし。シカゴの女性4人組。ホーンが利いていて気持ちよく走れます。
こちらは、顔出しバージョン。
この曲もメロディアスでノリがよくて、とてもいい感じです。
4.Cose To You [ Isaac Hayes ] ('71)
ボーカリストとしての彼は少し弱いかな。裏に回ったときの仕事ぶりが好きです。彼の曲は総じて前奏が長い。走りながら聞いていると、なんだっけこのインストはと勘違いしてしまいます。彼が手掛けたAlicia Keysの「Rock Wit U」も同様に長い。でも、重厚感がかっこいいのです。
Isaac Hayes の一番の功績は、有名な'71年の映画「Shaft」(邦題『黒いジャガー』)でアカデミー最優秀歌曲賞を受賞したことですね。
5.A Song For You [ Steinar Raknes ] ('018)
ウッドベースを弾きながら歌っています。Leon Russellの名曲とは違います。私のイヤフォンではウッドベースの良さが出ません。帰ってボリュームを上げて4CHで聴きなおしてみようと思いました。
彼はECMレーベルらしいピアニスト、Tord Gustavsenのアルバムにもトリオの一人として参加しています。北欧(ノルウェー)は寒いのでどうしてもこのような内省的な音になるのでしょうか。このアルバムは春になったらガーミンに入れて、暖かい外へ連れ出してみようと思います。部屋で聴くのとはまた感じが変わるかもしれない。