i-class collection

ばーばと南 + Run&Music

成長と生活

フナがカワムツを看取る

南が小学校3年生のときのこと。 南が小学校1年生の4月に近くの川からすくってきたカワムツが、水槽の底におなかをつけてじっと動きません。 エサを入れると、その時ばかりは勢いよく水面まであがって来るのですが、ある程度おなかが落ち着くと、また底にへば…

手水

南が3年生の時のこと。 神社で手水を使う際に南が柄杓をもってふざけだしたので、おとーさんから一喝されました。 シュンとなっている南に 「ここはね神様にお礼を言いに行く前に心を整える場所なのよ。だから作法はまあいいとしても境内に入ったらふざけた…

観葉植物も子どもも、ほめると育ちかたがちがいます ~ 私にもね

リビングの天井に届きそうな背の高い観葉植物の一つが枯れてしまいました。 13年の間、家族を癒してくれました。 購入先のお花屋さんに電話で相談すると、女性のオーナーが 「ある程度バッサリ切って新芽が出てきたら大丈夫ですが、出てこないときはあきらめ…

自分のために立ち上がって、だれかのために動く

たくさん泣いたら たくさん後悔したら たくさん休んだら さあ 自分のために立ち上がって だれかのために 動いてみてください そうすることで なんとかなっていくものですって

しめた!!、と思ったら

しめた!!、と思ったら しまった!!、と待ったがかかる 社会はそうなっていることを、学校で学んでいくのです

幼児が道路側を歩くリスク

子どもの命を守るための予防的な行動の一つに 道路側を歩かせないというのがあります。 これは習得するものではありません。 母親になれば母乳が出るように 本能でとるべき行動だと思いますが それができない親が増えています。 車がたくさん通っているのに…

事業失敗の後先 ~ 再度立ち上がるべし

昨年、 タピオカとたこ焼き屋を始めるといって脱サラした人が店をたたんだ。 デイサービスを始めた人が施設をたたんだ。 コンビニを始めた人はオーナーを降りた。 3人とも昨年1月にそれぞれが開業の相談で私のところへこられた。 私は「気の利いたアドバイ…

子どもたちへのかかわり方 Part3 ~ 大きく変わる時代においては、親が子供よりも勉強をしなければならない

世界はAIを活かすための知能化技術の整備にやっきになるかたわらで、大人は無責任にも、0→1を差し出すことのできる人材が必要だと口をそろえる。 声高に叫ぶ者からは何も生まれてこいない理屈を知っている子どもたちからみれば 「そんなもの簡単に言うな」…

おまえはハゲ!!、おまえがハゲ!! ~ どっちもどっちですので

代表的な習い事の一つに水泳があります。 プログラム入れ替え時の駐車場は送迎の車で大混雑します。 出ていく車とタイミングを合わせ、速やかに駐車しなければなりません。 ヘタに何度も切り返しなどしようものなら、 待っている後ろの車のイラつきが、ただ…

子どもたちへのかかわり方 Part2 ~ 人よりも、人よりも、誰よりも、もっともっと

親はどうしても自分の子どもにつらく当たりすぎるきらいがある。 あれもこれもと要求するきらいもある。 できれば早熟に育てようと無理をさせるきらいもある。 成長を人と比べて早ければよしとするきらいがある。 それもこれも子どもが元気で生きているから…

子どもたちへのかかわり方 Part1 ~ 価値の求めかた

・勉強勉強といわれて、塾だの家庭教師だのとあらゆる手段で有名大学を卒業したエリートが周囲とのコミュニケーションが取れない。 ・自由奔放に育てられ、日常生活の会話や小さなもめ事までにおいて相手に勝つことだけを求められてきた子どもが、思春期に入…

数学は暗記ではない ~ 国語+数学=AI+人

数学は暗記ではない。 というと 「でも公式を暗記するでしょ」という人が必ずいる。 その人は三角形の面積は「底辺×高さ÷2」の公式さえ覚えていればいいのだから数学は暗記だという。 なぜ底辺×高さなのか なぜ2で割るのか。 その理由まで理解してはじめて…

大みそかの家出 ~ あなたが差し出してるのはあなたにとっての宝物であって

大みそかにユウちゃんは家出をした。 宝物が 探し物が 欲しいものが 必ず手に入ると言われる だからがんばれと言われる ほんとうのタカラモノや ほんとうのサガシモノや ほんとうのホシイモノは 大人のエラい人がみんな隠してしまったので あなたが差し出し…

子育ての距離感

知人の子供さんが不登校になり2ヶ月。 そのまま冬休みを迎えました。 子育ては距離感のせめぎあいです。 よりそうところと 突き放すところの 距離感。 年齢や現象に応じた距離の適性を間違えると 子どもの自由と可能性を狭めてしまいます。 近すぎると過保…

ぼくの白血球を使っていいよ

南のじーちゃん(おかーさん方の)がガンで闘病中です。 じーちゃんはお正月を自宅で過ごすことを目標に、年末の退院を目指して頑張っています。 南も大変心配してくれて中学校が冬休みに入ってから、何度かお見舞いに行きました。 他の孫たちも仕事や学校の…

それ、神ちゃうわ!!

欠けたものを埋めようと 絆創膏のように神さまを持ち出すのは それは楽をしているだけであって きっとしっぺ返しがくるような気がする 気がするだけだけど だからなんでも「神だ!!」って若い人らは言うけど それはいかがなものかと 神さまからすると 「それ…

15歳、学級委員の決心 ~ 悪にまみれながら人のために生きていきます

よい子になりなさい よい子に育つのよ よい子にならなければ 勉強のできるよい子に スポーツもできるよい子に 人よりも秀でたよい子に 友だちをリードできるよい子に あいさつのできるよい子に となり近所にほめられるよい子に だれもがうらやましがるよい子…

勉強したくても

勉強したくてもできないひとだっているのよ というけれど 勉強したくてもできない人が勉強をやり出すと 勉強がきらいなぼくの気持ちがわかるようになるよ それは勉強との距離感の問題ですよ せんせい 食べ物を満足に食べることができない人だっているのよ と…

宇宙人にあった人へ、宇宙人にこれから会う人へ

宇宙人にあった人へ 名前を聞きましたか? 手をつなぎましたか? 元気?ってききましたか? 仲良しになりましたか? 宇宙人にこれから会う人へ ぜひ名前を聞いてきてください。 みんな同じ顔なので、次に会ったときに見分けがつきません。 「前回はUFOにのせ…

雨の前世

南が2年生の時の会話。 「宿題はしたの?」とおかーさんから言われているのに いつまでも椅子に座って ぼんやりと窓の外の雨を眺めているので 「どうしたの?」と聞くと 今日の雨は その前はどこで降って どこを流れて どこで雲になって ここに降っているの…

いつ、だれが、どこで、何時何分の壁 ~ ビートルズの言語学

子どもは いつどこでだれが何時何分? 男子が最初に反応できず イラついた言葉として記憶される。 彼らは この壁に対抗することばを持たない。 それが 大人になってもそのままだとまずい。ヤバイ。 ビートルズが好きって言うけど ビートルズの曲は好きではな…

子育て中のおかーさんは未来を育てているのだから

今の親は未熟で幼いという声をよく聞きます。 キラキラネームをつけたり、 すぐに学校や幼稚園にどなりこんだり。 ままごとじゃないんだぞと厳しく断罪する方もいました。 まあね、一理あるとは思います。 言いたい気持ちもわからないではありません。 がし…

ぼくらにやつあたりするのはやめてください

日本のそうりだいじんのひと ぼくたちが幸せになるのをじゃましないでください 日本のそうりだいじんのつぎにえらい人たち 日本のくにをしっかりまもってください 日本のしゃちょうさんたち かいしゃをつぶさないようにしっかりまもってください 日本のはた…

ウイルスってどうやって情報を共有し、人と共存を図るのか

宿主が死ぬと自分も死ぬウイルス。 それではまずいからといって弱毒化へ変異する。 なんでマズいってわかるの? それに気づいたウイルスがいたとして どうして他のウイルスも右へ習いとなるの? みんな、このままだと我々はヤバイよ。 少し弱くなろうぜとい…

コミニュケーションの取りかたの悪例 ~ 孫編

前回の続き。 コミニュケーションの取りかたの悪例のご紹介です。 あらゆるパンツの裾を切ることがない、足の長さがモデル級のママのところのおばあちゃんのお話。 孫2人を連れておばあちゃんのところへ遊びに行くたびに テストの成績はどう? 家では何時間…

声をかける ~ 子どもとおしゃべりをすることの大事さ

赤ちゃんには誰もがたくさん声をかけます。 赤ちゃんはそれに答えることができないけれど、周囲は一方的に話かけながらお世話をします。 赤ちゃんはそれを聞いて言葉や感情を獲得していきます。 そんな暖かい声掛けが、子どもの年齢が進むにつれて減っていき…

親を連れてきたぞ!!

私たちは情報が増えると、その分心配事が増えたりします。 知識をひけらかして偉ぶって見たりします。 人に会うほどに怒ったり、嫉妬したりもします。 子どもたちも同じです。 学年が進むにつれて自我が形成されていき、それは煩雑に起こります。 孫たちもそ…

赤ちゃんの笑顔と拍手は、すれ違いを拒むためにある

赤ちゃんは最初に覚えるのは言葉ではない。 それは、笑顔と手を叩くこと。 ということは 笑顔と拍手は、人間にとって一番大事なことなのだろう。 純粋な笑顔と 無垢な賞賛を 打算なく送るということが。 誠実も打算なので そこには誠実さなどつけ入るスキも…

進歩と進化は堂々巡る

南(6年生の時)が学校から帰ってくるやいなや、玄関にランドセルを置くなり靴も脱がずに突然会話が始まります。 南「ずーッと考えながら帰ってきたんだけど、昔はさあ、ご飯を作るにもたいへんだったわけじゃん」 私「何を突然思ったの?」 南「まーいーじ…

うちゅうのおと ~ 星たちの会話

うちゅうでは空気がないから音が聞こえないんだって せんせいが言ってた。 くうきは音を運ぶらしいよ。 くうきってみえないのになんでもできるよね おとーさんみたい お星さまたちはいろんなことを話していたんだね ぼくたちが聞こえないだけで ひかっている…